外免切替 実務ガイド 外国免許から日本の免許へ — 予約・書類・テスト

Exempt Countries

試験が免除される国・地域——アメリカは7州だけです

免除される国の免許なら、書類審査と適性検査だけで日本の免許に切り替わります。免除されない国なら、50問のテストと技能確認を受けます。同じアメリカでも、州によって扱いが3通りに分かれます。

まず結論

知識確認と技能確認が両方とも免除されるのは28の国・地域と、アメリカの7州だけです。カナダは国全体が免除。アメリカのインディアナ州は技能確認だけ免除で、50問のテストは受けます。ブラジル・ペルー・ベトナム・フィリピン・ネパール・中国は免除されません——両方受けます。

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結論——3つのグループ

グループ知識確認(50問)技能確認受けるもの
28の国・地域+アメリカの7州免除免除書類審査・適性検査だけ
アメリカのインディアナ州受ける免除書類審査・適性検査・知識確認
そのほかの国受ける受ける書類審査・適性検査・知識確認・技能確認
免除されるかどうかで、かかる時間がまったく変わります

免除される国なら、予約が取れれば1日で終わることもあります。免除されない国は、書類審査 → 知識確認 → 技能確認と3回に分かれ、それぞれに予約が要る県があります。岐阜県警は「書類審査は約2か月先、その後の知識の確認・技能の確認は約5か月先」と公表しています。

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両方免除される28の国・地域

五十音順です。

地域国・地域
ヨーロッパアイスランド/アイルランド/イギリス/イタリア/オーストリア/オランダ/ギリシャ/スイス/スウェーデン/スペイン/スロベニア/チェコ/デンマーク/ドイツ/ノルウェー/ハンガリー/フィンランド/フランス/ベルギー/ポーランド/ポルトガル/モナコ/ルクセンブルク
アジア韓国/台湾
オセアニアオーストラリア/ニュージーランド
北米カナダ(国全体)/アメリカ合衆国は7州のみ(下の節)
カナダは「一部の州」ではありません

カナダは国全体が免除です。州の限定はありません。調査で突き合わせた5つの県警(警視庁・大阪府警・神奈川県警・福岡県警・埼玉県警)すべてが、州を限定せずに「カナダ」と書いています。

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アメリカは3層に分かれます

アメリカ合衆国は、州によって扱いが3通りあります。ここを間違えると、予約を取り直すことになります。

扱い受けるもの
両方免除オレゴン州/オハイオ州/コロラド州/バージニア州/ハワイ州/メリーランド州/ワシントン州(7州)書類審査・適性検査だけ
技能だけ免除インディアナ州知識確認(50問)を受けます
免除なし上の8州以外のすべての州(カリフォルニア、ニューヨーク、テキサス、フロリダ、イリノイ など)知識確認と技能確認の両方
「アメリカの免許だから免除」ではありません

人口の多い州——カリフォルニア、ニューヨーク、テキサス、フロリダ——はどれも免除されません。アメリカから来た人の多くは、50問のテストと技能確認の両方を受けることになります。

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免除されない主な国

免除されない国の免許を持っている人は、知識確認(50問・45問正解で合格)と技能確認(100点中70点)の両方を受けます。日本で暮らす人の多い国の多くが、ここに入ります。

  • ベトナム/フィリピン/ネパール/インドネシア/ミャンマー/タイ/カンボジア/スリランカ
  • 中国/モンゴル
  • ブラジル/ペルー——ポルトガル・スペインは免除ですが、ブラジルとペルーは免除されません
  • インド/パキスタン/バングラデシュ/スリランカ
  • ロシア/ウクライナ
  • アメリカ合衆国の8州以外
同じ言語の国でも扱いが違います

ポルトガル語ならポルトガルは免除・ブラジルは免除なし。スペイン語ならスペインは免除・ペルーは免除なし言語ではなく、免許を出した国で決まります。

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なぜリストが法令に載っていないのか

「免除される国の一覧を、政府の公式サイトで探したけれど見つからない」——これはあなたの探し方が悪いのではありません。本当に載っていません。

道路交通法・施行令・施行規則の全文を検索しても、国名の記載はゼロ件です。警察庁のページにも一覧はありません。理由は通達の中に書かれていました。

警察庁 丙運発第59号 第1章第2の2(2)イ

「我が国と同等の水準にあると認められる免許の制度を有している外国等……の具体的な指定は、警察庁交通局運転免許課長が別途連絡する

つまり、免除国のリストは通達の本体にすら書かれておらず、運転免許課長名の内部連絡として各都道府県警察に配られています。公開された一次資料としていちばん確実なのは、各都道府県警察が自分のページに載せているリストです。

この一覧も、複数の県警のページを突き合わせて作っています。手続きの前に、住所地の県警のページで自分の国を確かめてください。

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2025年10月の改正で国は増えても減ってもいません

2025年10月1日に外免切替の制度が厳しくなりました。免除国の顔ぶれは変わっていません。

改正の前後6つの時点で警視庁のページを比べたところ、抽出したテキストがバイト単位で同一でした(表記の癖まで一致)。追加も削除もゼロ件です。

では何が変わったのか

厳しくなったのは免除されない国の人が受ける試験と、住所の要件です。知識確認は「イラスト問題10問・正答70%」から「文章問題50問・正答90%(45問)」へ。技能確認には横断歩道の通過が課題に加わり、合図不履行や右左折方法違反の採点が厳しくなりました。→ 知識確認技能確認

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県のページどうしで食い違っている箇所が1つあります

調査で見つかった食い違いは、正直に書いておきます。

インディアナ州の扱い

山口県警のページは、インディアナ州を「両方免除」の側に入れて書いています。ほかの6機関(警視庁・大阪府警・神奈川県警・福岡県警・熊本県警・埼玉県警)はすべて「技能確認のみ免除」です。多数が一致しているほうを本文に採りましたが、インディアナ州の免許で山口県で申請する人は、必ず窓口で確かめてください。

このサイトでは、一次資料どうしが食い違っているところは隠さずに書きます。免除されるかどうかは、受ける試験の数が変わる重い話です。「たぶん大丈夫」で進めず、自分の県に電話して確かめてください。→ 47都道府県の窓口と電話番号