外免切替 実務ガイド 外国免許から日本の免許へ — 予約・書類・テスト

Licence Conversion

外免切替——先に予約。書類はそのあとです

外国の免許を日本の免許に切り替える手続きを、警察庁の通達と条文、47都道府県警察の公式ページだけを出典にまとめました。数字は一次資料からだけ書き、確かめられていないことは「未確認」と書いています。

まず結論

多くの人が書類からそろえはじめて間に合わなくなります。いちばん待つのは予約です——埼玉は知識確認の予約が約3〜4か月、岐阜は書類審査が約2か月・その後の確認が約5か月と公表しています。先に予約を取ってください。そして、自分の国が免除される国かどうかで、受ける試験の数が変わります。

01

3つのステップ

1
予約を取る
いちばん先。数か月待つ県があります。電話だけの県、オンラインだけの県、初回は予約が要らない県に分かれます → 予約の取り方と待ち日数47都道府県の窓口と電話番号
2
書類をそろえる
予約の日に合わせて用意します。翻訳文だけは先に頼んでください(5〜10営業日かかる国があります) → 必要書類日本語の翻訳文
3
試験場へ行く
受付 → 書類審査 → 適性検査 →(知識確認 → 技能確認)→ 交付 → 審査の当日の流れ
順番を逆にすると、書類の期限が先に切れます

住民票は「発行から3か月以内」などの期限を求める県があります。予約の日が決まる前に取ると、取り直しになります。翻訳文だけは逆で、予約を取ったその日に申し込んでください。

02

まず——自分の国は免除されますか

ここで、受ける試験の数が変わります。いちばん最初に確かめるところです。

あなたの免許知識確認(50問)技能確認
28の国・地域(イギリス・ドイツ・フランス・韓国・台湾・オーストラリア・カナダ など)
+アメリカの7州(オレゴン・オハイオ・コロラド・バージニア・ハワイ・メリーランド・ワシントン)
免除免除
アメリカのインディアナ州受けます免除
そのほかの国(ベトナム・フィリピン・ネパール・中国・ブラジル・ペルー・インドネシア・ミャンマー・アメリカの上記8州以外 など)受けます受けます
カナダは国全体、アメリカは7州だけです

カリフォルニア・ニューヨーク・テキサス・フロリダは免除されません。ポルトガルは免除でもブラジルは免除されず、スペインは免除でもペルーは免除されません。→ 免除される国・地域の一覧

03

2025年10月1日に何が変わったか

改正前改正後
知識確認イラスト問題10問・正答70%文章問題50問・30分・正答90%(45問)
技能確認横断歩道の通過を追加。合図不履行や右左折方法違反の採点を厳格化
免除される国変わっていません(改正前後6時点を比べて、追加も削除もゼロ件)

合格率が落ちた結果、落ちた人の再受験が予約枠を圧迫しています。これが、いま予約が取れない理由です。→ 知識確認技能確認

04

この手続きでつまずく5つのところ

1
住民票が「ふつうの住民票」だった
在留資格と在留期間が入っていないと受け取ってもらえません。役所で「運転免許の手続きに使います。在留資格と在留期間を入れてください。マイナンバーは入れないでください」と言ってください → 住民票
2
古いパスポートを捨てていた
3か月の滞在は免許を取ったころのスタンプで確かめます。手元にない人は、在職証明・給与明細・賃貸契約書という代わりの道が通達に書かれています → 3か月の滞在
3
翻訳文を自分で(または母国で)用意した
決められた機関のものだけが有効です。母国の公認翻訳者のものは使えません日本語の翻訳文
4
通訳を連れて行かなかった
「必ず同伴」と書く県では、連れて行かないと申請できないことがあります → 通訳の同伴
5
MT車で受けてしまった
普通免許はMT車が原則ですが、AT限定を希望すればAT車で受けられます。MTに乗り慣れていない人は、最初からAT限定のほうが受かります → 使う車
05

ページの一覧

ページ中身
外免切替を使える条件3か月の滞在・第一種免許だけ・申請先・欠格事由
免除される国・地域28の国・地域とアメリカの7州。インディアナ州は技能だけ免除
予約の取り方と待ち日数電話/オンライン/予約不要の3通り。待ち日数を公表している県
47都道府県の窓口と電話番号全47都道府県の試験場・予約方法・受付・通訳・対応言語・試験車使用料
必要書類住民票の取り方、パスポート、写真、在留カード、代わりの証明
日本語の翻訳文JAF 6,600円・オンラインのみ・5〜10営業日。大使館という代わりの道
費用全国一律のものと、県で違うもの
知識確認50問・30分・45問正解。対応言語は県で違います
技能確認100点中70点。課題11種類と一発中止21項目
審査の当日の流れ受付から交付まで。適性検査の基準
落ちたあと、受かったあと6か月の救済。初心者マーク、更新
通訳の同伴県によって強さが違います
根拠にした通達と条文出典の一覧と、確かめられていないこと
06

このサイトの書き方

外免切替について調べると、たいてい「制度の説明」しか出てきません。読み終わっても、明日なにをすればいいかは分かりません。

このサイトは、そこを埋めるために作っています。

  • 数字は一次資料(警察庁の通達・道路交通法の条文・都道府県警察の公式ページ)でだけ書きます
  • 一次資料どうしが食い違っているところは、隠さずに書きます
  • 確かめられていないことは「未確認」と書きます。推測で埋めません
  • 県ごとに違うことは、どの県がどう書いているかまで示します
なぜ通達まで降りるのか

外免切替の試験の中身——50問・30分・45問合格・100点中70点・一発中止21項目——は、法令にも県警のページにも載っていません。警察庁の通達にしか書かれていません。免除国のリストにいたっては、通達の本体にすら載っていません。根拠にした通達と条文

基準日は 2026年9月です

制度も県の運用も変わります。手続きを始める前に、必ず住所地の都道府県警察の最新のページを見てください。